【自分の足で】自転車を盗まれて半年【生きていく】
この世で最も盗んではいけない3つ、分かりますか?
そうご存知、金、傘、そして自転車です。
お金を盗まれた人、盗んだ人ってそう簡単に周りにいないと思います。
それに比べて、傘と自転車って盗まれ過ぎじゃないですか?
傘の場合、ビニール傘などは見た目が似ているので、他人が悪意なく取り違えてしまった可能性も否定できません。
なら自転車は?
同じ見た目・モデルの自転車が偶然となりに置かれることは無くないですか?
自転車の窃盗は確信犯なんです。
僕なんてこの2年間で3回盗まれてますからね。
しかも、自宅アパートの門の中の駐輪場に置いてあった自転車をです。
安心して鍵をかけてなかった自分も意識が甘かったので確かに悪いんですが、
それでも盗む人間が一番悪いんですよ。
盗んで良いのはクラリスの心だけなんですよ。
性善説を唱えるつもりもないし、世の中悪い人間が沢山いることも理解できています。
だけど傘や自転車の場合、そうじゃないんですよ。
悪人だけじゃないんです。
世の中によくいる悪人とは認定されないような人が、平気でやるんです。
そいつらには家族がいて、友人がいて、きっと愛する人もいて、真っ当な人生を歩んでいるように見えるでしょう。
そういう奴らが平気で他人の自転車を盗んで、悲しんでる持ち主のことを考えずに、何食わぬ顔で生活をする。
所詮こんな国なんですよね、日本。
別に自転車を盗まれたから悔しくてこんなこと書いてるわけじゃないですよ。
日本人は礼儀正しいとか、安全な国だとか言われてますけど、
他国に比べて国民の生活水準が高いから犯罪に走る人間が少ないだけで、
所詮根っこの部分はどこの国の人間も変わらないんだろうなあと、少し絶望してます。
せめて自分の友人や家族がこういうことをしないでいて欲しいと切に願うばかりです。
と言うわけで、僕は3回目に撤去所からの連絡ハガキが来ても自転車を取りに行きませんでした。
盗まれる度にこんな思いをするくらいなら、自転車なんて持たない方がいいです。
自転車がない生活を半年ほど続けてますが、駅チカに住んでることもあって全く不便もありません。
おかげで余計なしがらみも一緒に断捨離できました。