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海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が面白すぎる

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海外ドラマ史上最も壮大で面白い作品のひとつ、それが『ゲーム・オブ・スローンズ』です。

ゲーム・オブ・スローンズ|ワーナー・ブラザース

アメリカ留学していた頃、ホストファザーがゲームオブスローンズの放送日にだけ異様に早く帰ってきていたのを覚えています。

今アメリカでは一番人気のドラマのひとつと言っても過言ではない『ゲーム・オブ・スローンズ』。その人気の理由についてネタバレなしでご紹介したいと思います!

ゲーム・オブ・スローンズとは

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ゲーム・オブ・スローンズは簡単に言えばファンタジーに分類されるドラマ作品になります。

中世ヨーロッパの雰囲気をもつウェスタロスという架空の大陸に存在する七つの王国とその人々を描く群像劇となっています。

スローン(throne)とは英語で王座という意味で、タイトルの通り七つの王国の王が互いに王座を奪い合います

NHK大河などをイメージされる方もいらっしゃると思いますが、作中にはドラゴンや魔法、化け物なども登場するため、ロード・オブ・ザリングやパイレーツ・オブ・カリビアンのイメージに近いと思われます。

しかしながら私はそれら作品よりも断然ゲーム・オブ・スローンズの方が好きになりました。その理由はおそらく映画にはないドラマにしか出せない魅力だと感じます。

ゲーム・オブ・スローンズのここが面白い!

このドラマはなぜこんなに面白いと思えるのか、実際にシーズン7まで観た感想としてゲーム・オブ・スローンズの魅力をお話しします。

世界観の作り込みとスケールの大きさが面白い!

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海外ドラマの中には映画並みにお金をかける作品も珍しくありません。

しかしその中でもゲーム・オブ・スローンズの制作費は異常です。

シーズンの後半では各話につき10億円以上の制作費がかかっているらしいですからね。

もちろんかけたお金に比例して完成度はものすごく高いです。

お金がかかっていそうなシーンまとめ
  • ドラゴンや怪物のCG、魔法のエフェクト
  • 動物や人間のリアルな死体
  • 無数のエキストラ(市民や軍隊など)
  • 美しいロケーション
  • 作り込まれた衣装・小道具

ドラゴンなどのCGは映画と比べても遜色のない完成度であり、毎週映画の続編が更新されるような感覚になります。

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死体も一から作っていて、人間の頭部などは流石に人形っぽいなと思ってしまいますが、本人とそっくりによく作るなあと感心してしまいます。

舞台は雪原や砂漠、王都など並行して撮影が進められているため莫大な制作費になっていますが、その分すべてのシーンで美しい風景が映し出されています。

「大昔、本当にこんな時代があったんじゃないか」と信じてしまいそうなクオリティなんです。

登場人物すべて主人公!誰が死んでもおかしくないハラハラドキドキが面白い!

ゲーム・オブ・スローンズには明確な主人公が存在しません。

というよりは、多くのキャラクターにはそれぞれしっかりとした設定があり、登場人物すべてが主人公になり得ます

例えば、作中で最も中心に描かれているスターク家という一族からすればラニスター家は敵なのですが、

ラニスター家のキャラクターの視点で展開するシーンではスターク家が敵に見える、と言った感じです。

作品に明確な主人公がいないことで、いわゆる「主人公補正」が全く機能しないわけです。

ハリーポッターやマーベル映画のように主人公が存在する作品は、どんなにピンチな時でも「どうせ主人公だから死なないだろう」と思い込んでしまうため、ハラハラ感が薄れますよね。

しかしゲーム・オブ・スローンズでは主人公レベルに描かれるキャラも次の瞬間ふつうに死んでしまいます。

シーズン7までで何度も好きなキャラクターの衝撃の死を目撃してきました。

このドキドキ感が大きな魅力になっているのではないでしょうか。

回を重ねるごとに面白さが増していく壮大なストーリーが面白い!

ストーリーの面白さを語る前に断っておくことがあります。

ゲーム・オブ・スローンズはファンタジーの世界で沢山のキャラクターが入り乱れる群像劇のため、キャラクターを把握するまでが大変です。

そのためシーズン1の前半はストーリーがゆっくりな作りになっていて特にガマンが必要です。

私も以前シーズン1を途中で飽きて視聴をやめてしまった経験があります(その後なにかのキッカケで再開してハマりました)。

しかしそれさえ乗り越えてシーズン1のラストを目撃してしまったら完全にハマっていると思って良いでしょう。

だんだん人間関係や世界の歴史が理解できてきて、それらが相互に関わり合いながら進行する壮大なストーリーを味わえます。

また、作中にはドラゴンや魔法が登場しますが、それらはただのエッセンスに過ぎず、物語の醍醐味ではありません。

真に注目すべきは王座を狙う者同士の駆け引きです。

時に手を組み、時に出し抜き、敵同士だった相手や、今まで何の接点もなく別々に生きていたキャラクター達が行動を共にする様子などは、まるで「アベンジャーズ」をはじめとするマーベル・シネマティック・ユニバースの作品間のクロスオーバーを観ているような感動や熱さがあります。

王の覇権争いに加え、北の巨大な壁の向こうからホワイトウォーカーという怪物の軍勢が押し寄せようとしてきたり、王座を奪われた王族の末裔ターガリエン家の娘は3匹のドラゴンを従えて王座を奪還しにきたりと、どこまでも果てしないストーリーがワクワクするように描かれています。

ハリーポッターやロードオブザリングを観て「こうなったらもっと熱いのになあ」という展開が全部盛りの作品になっています。

魅力的な人気キャラクターを一部紹介

1. エダート・スターク

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通称ネッド。

物語の核となる北の王・スターク一家の主です。

このネッドがロバート国王の"王の手"といういわゆる右腕として召集されるところから物語は始まります。

2. ジョン・スノウ

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100人以上いるキャラクターのうちファンからの人気が最も高いと言われるのがこのジョン・スノウ。

ネッドの落とし子としてスターク家にいましたが、一族を抜けて北の壁を守るナイツ・ウォッチという集団に加わります。

3. アリア・スターク

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ネッドの娘でジョンの義妹であるアリアもかなりの人気を博しています。

ネタバレになるので書けませんが、アリアは最も過酷で勇敢な人生を歩み、成長していくキャラクターです。

4. ティリオン・ラニスター

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七王国で最も強大な一族であるラニスター家の次男。

小人として生まれ戦闘力は皆無ですが、切れ者で戦術や政治に長けています。

父や姉からは怪物と蔑まされながら生きてきましたが、本人はラニスターの中で最も優しい心を持っていると思われます。

5. デナーリス・ターガリエン

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先代国王ターガリエン家の唯一の生き残りの王女。

ウェスタロスという大陸で王座の奪い合いが行われている中、彼女は別の大陸でドラゴン3匹を従え、たった一人から強大な軍勢を作り上げてウェスタロスへ進軍していきます。

美しく優しく、時に冷酷で正義を重んじる彼女には独特の魅力があります。

 

以上の5人の他にも魅力的なキャラクターは何人も出てきます。

観る人によって好きなキャラクターは変わると思います。

ゲーム・オブ・スローンズを視聴するなら

ここまでゲーム・オブ・スローンズの面白さを解説してきましたが、本作品を視聴する方法としてDVDやBlu-rayのレンタルでも構いませんが手軽さやコストを考えると時代に沿った動画配信サービスをオススメします。

ゲーム・オブ・スローンズを視聴できる動画配信サービス

現在以下の4つの動画配信サービスで視聴可能です。

  • Amazon プライムビデオ
  • Hulu(シーズン7あり)
  • U-NEXT
  • dTV

シーズン7までを安く観る方法

現状『ゲーム・オブ・スローンズ』を最新のシーズン7まで観れる動画配信サービスはHuluだけですが、プライムビデオが月額400円なのに対してHuluは1,000円弱と割高です。

また、プライムビデオはWiFi環境でダウンロードしたものを外で見ることができますが、Huluはその機能がありません。

Amazonプライムビデオでシーズン1-6を視聴して、その後Huluでシーズン7を無料期間中に観てしまうのがお得なんじゃないかと思います。

ゲーム・オブ・スローンズを観ないことには海外ドラマは語れない!

海外ドラマの中でも随一の面白さを誇る『ゲーム・オブ・スローンズ』。

最後に『鉄の玉座』に座るのは誰なのか・・・まだ完結していないため視聴者の誰にも分りません!

シーズン7もあるとなると観るのが大変なイメージがありますが、見始めたらあっという間なのでぜひ一度ご覧になってみてはいかがですか?