Googleアドセンスの広告を減らしてサイトを見やすくしたら単価が上がった
ブログで収益化を目指すならGoogleアドセンスを利用するブロガーは多いと思います。
私も3年間アドセンスから(ほんの少し)収益を得ていますが、アドセンス広告の配置を変えるだけで大きく下がったり上がったりを経験してきました。
本日は誰もが悩むであろうGoogleアドセンスの広告配置について考えたいと思います。
先月と同じアクセス数なのに収益が大幅にダウンした理由
先月から本格的にスタートした「kenkilog」。
先月に比べて月間アクセス数は1.5倍ほど上昇しています。
しかしながらアドセンス収益は半減してしまいました。
その原因を調べてみたところ、
広告の単価が下がっていたのです。
アドセンスにおける単価とは、広告が1クリックされた時に発生する収益額のことです。
このブログでは、先月と比較して平均単価が22円→6円に下がっていたんですね。
6円ってほぼ最低価格です…笑
これは流石になんとかしたいと思いました。
広告の単価を下げる「やってはいけないこと」
収益が下がった理由は1つ1つの広告の単価が下がったからだと分かりました。
単価が下がることにも原因があります。
結論から言えばその原因は広告の貼り過ぎなのですが、なぜダメなのか解説します。
1. 読みやすさが損なわれるから
Googleアドセンス広告は「記事中にレクタングル大を貼る」というのがブロガー界隈のセオリーでした。
でも過剰な広告掲載は読者にとっては読みにくいですよね。
最近の Google のクローラーだかロボットだかはしっかりと記事の質で判断しているらしく、良質な記事をもつサイトほど単価の高い広告を回してくれるみたいです。
確かに途中に何も貼っていない記事の方が読みやすいですし、記事中に貼るのはやめておこうと思います。
2. 誤クリックが増えるから
読者が本当に興味を持ってクリックしたか、それともただ間違えて押してしまったかはページの滞在時間などから判別できるそうです。
記事中に広告がある場合だとスクロール中に誤クリックがあるため、誤クリックばかりのサイトへは単価の低い広告しか回ってきません。
「先月と同じ貼り方に戻す」で単価が回復
記事中に広告を配置してみたのがちょうど今月からだったため先月までの配置に戻しました。
設定したアドセンス広告は以下の2点です。
1. 自動広告(アンカーと関連記事)
自動広告は楽なので記事執筆に集中できるのでもちろん設定します。
ただしモバイル表示時のアンカー広告が収益を最も上げていたので、これ以外は排除。
と思いましたが関連記事ユニットは回遊率に影響しそうなので設置しました。
2. 記事下にレクタングル大
確かに記事下は最後まで読んでもらえなければ目にとまることはありませんが、
よく考えたら記事の途中にある広告をクリックされるとせっかく書いた記事が読んでもらえなくなるということに気づいたので慌てて削除しました。
仕事ではなく趣味としてブログを続けている以上、記事中に貼るメリットは低いと判断しました。
一方で記事下は記事を読み終えた読者の離脱先として優秀なのでデメリットがありません。
時代が変わっても記事下は間違いないと思います。
結局はユーザーフレンドリーなサイトを目指すべき
こうして広告をできるだけ撤去した当サイトですが、
クリック数は減ったものの単価の高い広告が表示されるようになってきました。
広告を減らすことでサイト自体がシンプルに読みやすくなり、おまけに広告の単価も高くなるなら一石二鳥ですよね。
これからも読みやすさを一番に重視してサイト作りをしていかなくてはならないなと肝に命じておきます。
おわり
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